八ッ橋写真堂

八ッ橋屋の写真ブログ

夜に照らされるスカイブルーの洋館

今回は、前回紹介した公園内にある建物をご紹介

 

yatsuhashi-camera-do.hateblo.jp

 

といっても、もともと知っていた訳ではなく、歩いていたら突然見えてきた建物に惹かれたのだ

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ƒ/5.6 200.0 mm 1/ 40 ISO51200

 

クリーム色の外壁にスカイブルーのアクセントカラー

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ƒ/5.6 62.0 mm 1/ 40 ISO51200

 

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ƒ/4.0 56.0 mm 1/ 60 ISO5000

 

こちらの建物は「豊平館(ほうへいかん)」という
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ƒ/2.8 28.0 mm 1/ 30 ISO10000

 

1881年明治14年)に完成したもので、もともとは旅行者のためのホテルとして作られた
その後公民館となり、戦争を経験し、建設から75年が経過した際にこの公園内に移設・保存されることとなった


現在、こちらの建物は国指定重要文化財となっている
建物内は見学できるほか、コンサートやパーティーなどに利用可能とのこと(豊平館公式HPより:豊平館 | 国指定重要文化財

 

建物のセンターには赤い星が
これは共産主義、、、ではなく、北海道開拓使という日本国の機関のマークである

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ƒ/5.6 200.0 mm 1/ 13 ISO51200

 

照明に照らされた姿がとても色っぽい

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ƒ/5.6 122.0 mm 1/ 125 ISO40000

 

高さ3m近くありそうな扉

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ƒ/4.5 98.0 mm 1/ 100 ISO20000

 

米国式デザインを基調としているとのことで、いかにもな「車寄せ」

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ƒ/5.6 28.0 mm 1/ 30 ISO40000

 

だが、柱上部に刻まれている花は和風を思わせる

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ƒ/4.5 101.0 mm 1/ 125 ISO32000

 

建物内にあるシャンデリアは建設当初からのものらしい

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ƒ/5.6 200.0 mm 1/ 160 ISO51200

 

北海道の歴史は浅く、本州にあるような戦国時代の城や江戸時代の大衆文化みたいなものはなく、目につく「歴史的なもの」はすべて幕末~明治初期に入ってきた和人の歴史かもしれない
北海道先住民族であるアイヌの文化や歴史については、去年道内にオープンした「民族共生象徴空間『ウポポイ』」で知ることができる

ウポポイ(民族共生象徴空間) NATIONAL AINU MUSEUM and PARK – アイヌ文化を白老から世界へ。

 

少ない北海道の歴史のなかでも十分見どころはある
今後もいろいろな場所を巡って写真におさめていけたらと思う

 

それでは、また次回。

 

《感染予防対策を整え、密にならない場所での撮影を心がけています》

 

ブログに載せていない写真もあります

気になった方は、コチラ👉2021-03-26@豊平館 | Flickr